網代(あじろ)文様の刺し子ふきん、できました。「[27]晒しから刺し子ふきんに仕立てる」講座で挑戦していただけます。
[27] まっさらな晒しから刺し子ふきんに仕立てる講座では、
- 麻の葉
- 飛び麻の葉
- 七宝つなぎ
- 花文
の差し方をご指導しています(2024年10月時点)。
今回追加したのは網代(あじろ)文様。
竹や木を網のように組んだ文様で、魚を捕るために川に立てる竹や木を組んだ網状の仕掛けに由来したと言われています。「幸せを捕まえる」というポジティブな意味合いをもつのですが、これは「大漁」や「一網打尽」のように、成功や豊穣を願う思いが込められているためです。さらに、邪気を通さないとされる「網代柄」としての側面も持ち合わせ、魔除けや疫病除けの意味でも親しまれています。
この文様も好きになりそうです♪
いつものように、まずは紙に描いて練習。
大きさはやり易い5cm。最初は戸惑いましたが、描き進めていくうちに道筋が見えてくるので、それに沿ってサクサク。
次は仕立て済みのふきんに、フリクションペンを使って描いていくことに。
フリクションにはサインペンタイプと、ボールペンタイプがあるのですが、最近はボールペンタイプを使っています。
何度か同じ場所を描いて線を太くすることもありますが、基本細いのでやりやすく感じます。
ただ、、気がつくと5cmではなく10cmの網代になっていました。。
なんででしょう。。考え事してたのかな。。
サクサク短時間で縫えそうな感じ。しかも運針も楽しめそうなので、これはこれでよしとします♪
糸はあまり糸で。オリムパスさんの紫色を使います。
直線が多い文様だからでしょうか。1時間半ほどで縫い終えることができました。
この文様は、ふきんの間に糸を渡らせる場面が結構多いですね。
糸が透けて見えるのが気になる方は、薄めの色合いの糸を選ぶとよいでしょう。
さて、次こそ5cmの網代に挑戦。
今回もあまり糸で。ホビーラホビーレさんのグラデーションカラー。
ほんのちょっと余ってしまったので、少しアレンジして刺し足してみました。
なかなかかわいくできたのではないかと思います♪
図案の描き方と刺し方が理解できたので、説明書作成。
これで講座準備はバッチリです♪
網代文様もぜひお楽しみください。